特徴

日本古来の刃物の伝統であるハマグリ刃による現代版薪割り斧！

流れるようなX線ラインとハマグリ貝のようなふくらみを持たせることによって、薪との接地面を減らし、摩擦抵抗を軽減します。必要以上の食い込みを抑えることで、薪割の醍醐味と爽快感が楽しめます。

熱と鉄の饗宴「熱間鍛造」

ドンッ、ドンッと腹の底に伝わる重低音が響き、赤い火花が舞い上がる工場。大音量の中、職人は阿吽の呼吸で熱の塊となった鉄をリレーしていきます。「熱間鍛造」は加熱により鉄が柔軟になった状態で加工を行う技術。金属組織が均質になり、強度を高めるほか、加熱された状態で打撃を加える「鍛錬」により、金属の結晶粒が細かくなり、緻密な組織を作ることができます。

１０００度の炉で熱された丸棒が火を吹きながら音を立てて降り、熱波をものともせず巨大なハンマーが振り下ろされます。１トンの力で打たれるクサビに鉄は生き物のように姿を変え、その温度はさらに上昇していきます。

穴抜き、焼きを入れ、黒染めを施し、さらに磨かれて堅牢な斧頭が生まれます。

また、柄に使用している樫（かし）には、様々な木目模様があります。唯一無二の風合いとしてお楽しみください。

■刃渡り：78cm
■柄長・斧頭：785㎜/W185㎜、1900g
■材質：鉄、樫（かし）
■本革ケース付き